こんにちは!リスまるです。
コールセンターの求人で「PCスキル不要」って見かけるけど本当なの?
パソコン全く使えないんだけど、応募しても大丈夫かな?
こんな疑問に答えます。
コールセンター未経験の方だと、求人に「PCスキル不要」とあっても「本当に?実際は多少使うんじゃないの?」と感じてしまうこともありますよね。
今回はコールセンターで約8年間働いていた僕が、「PCスキル不要」が本当なのかどうか解説したいと思います。
もくじ
【結論】コールセンターはパソコンつかえなくても働けるというのは本当です
もう、タイトルでネタバレしてしまっていますが、コールセンターはパソコンが使えない人でも働けるというのは本当です。
ただ、パソコンを使う機会が全くないという訳ではなく、電話が終わった後にお客さんとのやりとりを簡単にメモしたりする程度には使います。
なので、パソコンでの文字入力のやり方は知っておく必要がありますが、タイピングが早くないとダメ!ということは決してないので、安心して下さい。
現に、僕が働いていたコールセンターでは、パソコンが使えない60代のおあばあちゃんが在籍していましたが、人差し指でレジ打ちにように文字入力をしていました。
さすがに極端な例かもしれませんが、入力が遅くても大して問題にはなりませんし、少しづつ慣れていくので安心して下さい。
コールセンターでパソコンを使うシーン
パソコンが使えなくてもコールセンターで働くことはできますが、少なからずパソコンを操作するシーンも出てきます。
具体的には以下のようなシーンです。
- お客さんとの会話内容の履歴を残す時
- システムの操作
- 資料を見るとき
ただ、これも難しいということはなく、文字入力のやり方を知っている、ネットを閲覧したことがあるくらいの方であれば問題ありません。
以下でパソコンを操作するシーンについて、詳しく解説します。
お客さんとの会話内容の履歴を残す時
多くのコールセンターでは、お客さんと電話が終わった後に「どんな内容の電話がかかってきて、どんな対応をしたか」という内容のメモを残します。
このメモを残しておくことで、同じ人から電話がかかってきた際に、「この前〇〇について電話したんだけど〜」という内容でもある程度対応しやすくなるんですね。
なので、このメモを残す際は文字入力をする必要があるのですが、前述したように、文字入力の速度が遅くても全く問題ありません。
それよりは、「メモの内容を間違えないこと」の方が大切なので、慣れないうちは無理して早く入力しようとせず、正確な内容を残すことを心がけましょう。
ちなみにこのメモを残す行為のことを、後処理と言います。
働き始めたコールセンターで「後処理が〜」というキーワードが聞こえたらこのことだと思いましょう。
システムの操作
コールセンターでは、お客様情報を管理したり、後処理を残すための専用のシステムがそれぞれの商材ごとに存在します。
電話がかかってきた際は、このお客様情報や、後処理の履歴などを見ながら対応することになります。
ただ、パソコンが使えなくても全然大丈夫です。
というのも、このようなシステムはほとんど同じような部分しか使わないので、最初慣れるまでちょっと大変ですが、1ヶ月もすればそれなりに使えるようになります。
慣れないうちは、「これをやりたいときは、ここをクリックしたらこうなる」みたいな風に、メモか何かに書いてそれを見ながら操作していけば大丈夫です。
資料を見るとき
商材の資料や研修の資料を紙ではなく、パソコンの中に入れて管理しているコールセンターもあります。
その場合は、もちろんパソコンを開いて資料を見ることになりますが、操作としてはとても簡単なことが多いです。
基本的にはインターネットでサイトを閲覧するときと同じような要領で見れることがほとんどなので、ネットを使ったことがある人はそこまで苦労しないと思います。
コールセンターは電話しながらパソコンで文字入力ができなくても大丈夫
コールセンターって電話しながら色々入力しなきゃいけないんでしょ?そんな難しいことできないよ…
コールセンターで働いたことがない人だと、「電話しながら文字入力しなきゃいけない」と思っている方が多いですが、全くそんなことはありません。
もちろん、電話しながら入力もできることが理想ではありますが、そこまで求められることはありません。
電話しながら文字入力が難しくても、「少々お待ち下さい」と電話を保留にして、その間に文字入力ができればOKです。
また、コールセンターによっては、文字入力が苦手な人ために、メモを残すための専用の紙や、黒板のようにメモした後にいつでも消せるタブレットのようなものを用意しているので、そこまで心配する必要はありません。
パソコンが使えないならやめた方がいいコールセンターの種類
いくらパソコンの操作が苦手でも働けるとは言っても、コールセンターによってはある程度パソコンが使えないと厳しい場面もあります。
特に、以下の2つのコールセンターはパソコンが苦手な人にはおすすめしません。
- 外資系のコールセンター
- 通販系
以下で詳しい理由を解説します。
外資系のコールセンター
外資系のコールセンターとは、海外に本社があるような海外製品を取り扱うコールセンターのことです。
例えば、海外のファッション、スポーツブランドや、海外の電子機器などがこれに該当します。
外資系のコールセンターは、システムの操作がやたら複雑な場合が多いです。
また、画面に出てくる表記も英語のまま、もしくは雑に訳されたカタコトの日本語のことが多いので、画面を見てもどこをどう触ればいいのか理解するのが難しいです。
慣れればそこまで大変でもないですが、パソコンに苦手意識がある人だと、慣れるまでにかなり苦労するかと思います。
特にコールセンターはシステムの操作以外にも、商材の知識や対応方法など覚えることが多いので、「コールセンター未経験でパソコンが苦手…」という方にはおすすめできません。
通販系のコールセンター
通販系のコールセンターは通販サイトで扱っている商品への質問や、配送の状況確認、電話での購入手続きなどがメインの業務です。
パソコンの操作に関しては、特に難しい部分も少ないですし、比較的簡単な方だと思います。
ただ、操作ミスをした時の責任が重大なことが多く、特に購入手続きを行う際に、以下のようなミスが発生すると割と大変なことになります。
- 間違えて違う商品の購入手続きを行ってしまった
- クレジットカードの番号を間違えて入力してしまった
少しの操作ミスで上記のようなことが起きてしまうと、クレームに繋がったり、返金騒ぎになったりすることもあります。
「パソコンの操作には自信ない…」という方は控えた方がいいジャンルかもしれません。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
ここまで読んでくれたあなたには、パソコンが使えなくてもコールセンターで働けるということが分かってもらえたかと思います。
最初はパソコンに苦手意識があっても、徐々に慣れてきますし、パソコンが使えるようになってくると、職場探しの選択肢もさらに広がりますよね。
パソコンの操作が下手だからと言って、面接で落ちるということもほぼありませんので、コールセンター業に興味がある方は、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?