こんにちは!リスまるです。
暇な時間が多そうなコールセンターって楽そうだし働きたいんだけど、どうやって探せばいいのかな?
暇なコールセンターって一体どんな内容のコールセンターが多いんだ?
こんな疑問に答えます。
アルバイトや派遣などで一時的にコールセンターで働くなら、やっぱり楽そうだと思えるコールセンターで働きたいですよね。
今回は今まで約8年間の間、様々なコールセンターでオペレーター、SV、人事の仕事を担当してきた僕が、「暇な時間が多いコールセンターの探し方」を紹介したいと思います。
もくじ
暇な時間が多いコールセンターを探す方法
「暇なコールセンターなんて働いてみないと分からない」
という意見もあると思いますが、コールセンターで扱う商材によって、ある程度暇そうかどうか判別することができます。
中でも、以下のようなコールセンターは比較的暇な時間が多いコールセンターが多いです。
- 外資系の通販サイトの受電
- 利用者が少ないジャンルのテクニカルサポート
暇な時間が多めのコールセンターで働きたい場合は、上記の商材を扱っている求人を探すようにしましょう。
以下でそれぞれの商材の特徴を紹介します。
外資系の通販サイトの受電
外資系の通販サイトというのは、海外に本社があるブランドの通販サイトのことです。
例えば、海外に本社があるファッションブランドや、スポーツ系の商品、電子機器などを取り扱う通販サイトがそれに該当します。
この外資系の通販サイトのコールセンターの業務内容としては
- 購入の受付
- 商品に関する質問への回答
- 配送の状況などの確認
が主な業務になるのですが、比較的暇なことが多いです。
理由としては以下の通り。
- そもそも問い合わせできること自体があまり知られていない
- 通販サイトを利用する人が少ない
そもそも問い合わせできること自体があまり知られていない
通販サイトをよく見る方だと分かると思いますが、問い合せ先の電話番号ってかなり分かりづらい部分に記載されていることが多いです。
特に外資系ブランドの通販サイトだと、「よくある質問」のような項目は見つけられても、「問い合せ先の電話番号が全然見当たらない…」なんてこともよくあります。
なので、そもそも「電話で問い合わせができること自体知らない」という方が多く、受電の数も少ない傾向があります。
通販サイトを利用する人が少ない
例えば、あなたが海外の有名なブランドのスポーツシューズを購入するとしたら、どうやって購入しますか?
大体の人は、近くのシューズ専門店やブランドの直営店などで実際に履いたり、見たりしてから購入する方が多いと思います。
というか、基本高い買い物だと失敗したくないので、実物を見て購入したいですよね。
外資系のブランドは商品の値段が高いこともあり、通販サイトで済ます方はあまりいないので、その分、受電の数も少ないです。
逆にそのブランドが大好きな熱狂的なファンの方からの受電が繰り返しくるイメージです。
利用者が少ないジャンルのテクニカルサポート
利用者が少ないジャンルのテクニカルサポートも割と暇な時間が多いです。
テクニカルサポートの業務内容としては、
- 「特定の機器やソフトなどの操作案内」
- 「不具合や不明点などのトラブルの解決」
これらが主な業務内容になります。
なので、取り扱う商品がマイナーであればあるほど受電の件数も少なくなります。
例えば、
- マイナーな会計ソフトの操作案内の窓口
- マイナーな電子機器の操作案内の窓口
などが挙げられますね。
ただ、マイナーな電子機器というのはそもそも専門のコールセンターを構えていない場合もあるので、狙い目としてはマイナーなソフトのテクニカルサポートが求人としても見つけやすいと思います。
また、ソフトによっては電話口の相手がほとんど法人の場合もあるので、比較的クレームも少ないジャンルです。
暇な職場で働きたければ忙しいコールセンターのジャンルも知ろう
できれば暇な時間が多くて楽なコールセンターで働きたい…
もしあなたがこう思っているのであれば、逆に忙しいコールセンターの特徴も知っておきましょう。
特に以下のジャンルのコールセンターはかなり忙しいことが多いので、暇な時間を求める人にはあまりおすすめしません。
- オープニングの受信業務
- 人気製品のテクニカルサポート
- 総合窓口
- 大手通販サイトの受付
- 発信の仕事
以下で詳しい内容を紹介します。
オープニングの受信業務
よくコールセンターの求人で「立ち上げたばかりの業務なのでチャンスが多い!私達と一緒に新しい仕事始めませんか?」という内容の求人を見かけます。
このようなオープニングからスタートする業務は絶対にやめた方がいいです。
というのも、オープニングの受信業務はオペレーターや管理者も含めて商材の知識が不足していることが多く、スムーズに受け答えするのが難しくなりがちです。
そのため、1件1件の受電が無駄に長引いて受電の回転率が悪くなり、気付いたら何人ものお客さんが待っていて、ひっきりなしに対応しなきゃいけない…みたいな状況がしばらく続きます。
もちろん職場にもよるので一概には言えませんが、オープニングの受信業務は精神的にもかなりキツイので本当におすすめしません。
人気製品のテクニカルサポート
人気製品のテクニカルサポートも、基本的には忙しい職場がほとんどです。
特に以下のような求人はよく見かけますよね。
- 某携帯電話会社のテクニカルサポート
- 有名ソフトのテクニカルサポート
これらの業務はかなり忙しく、暇な時間というのはほぼありません。
また、電話をかけてくるお客さんも「うまく操作できなくてイライラしている」という人が多いので、他の業務と比べてもクレームが多い業務でもあります。
総合窓口
総合窓口は一番最初に繋がる窓口なので、受電数もかなり多くなります。
これは、どのようなジャンルの業務でも基本的に忙しいことが多いと思っていていいでしょう。
また、総合窓口での受信業務は、覚えることがかなり多いので、研修の時点で結構大変な職場が多いです。
大手通販サイトの受付
大手通販サイトの受信業務もかなり忙しいです。
暇な時間はほぼ存在しません。
ちなみに、基本的な業務内容としては、
- 購入手続き
- 配送の状況確認
- 商品の不備の対応
が多いのですが、問い合わせの内容としては、「頼んだ商品がまだ届かない」「配達された商品が壊れていた」などの内容が多く、お客さんもイライラしている場合が多いので、クレームに繋がりやすい業務です。
発信の仕事
発信の仕事は受信と違い、自分からどんどん電話をかける仕事なので、受信と比べて暇な時間は少ないです。
ただし、電話をかける相手が個人の場合は、夕方くらいの時間帯まで電話に出ないことが多いので、状況によっては暇な場合もあります。
発信の仕事はアポイントや契約を獲得することが目的だから、暇な時間が多いとその分契約が取れなくて辛い!
「暇な時間が多いコールセンターで働きたい」という人には向いていない仕事だな。
暇なコールセンターが楽だとは一概に言えない
実際に暇な時間は、隣に座っている人と話したり、なんとなく考え事をしたり、仕事の資料を見たりして過ごすことが多いです。
なので、基本的に「自分の世界に入るのが上手い人」にはとても向いていると言えます。
ただ、あまりにもやることが無さすぎる場合は、人によって暇な時間が苦痛になることもあります。
それと、暇な時間が多いと仕事のモチベーションは全然上がらないので、「バリバリ仕事したい!」という人にもおすすめできません。
逆に、「ずっと続けるわけじゃないし、自分の時間を売ってお金を得ているなら暇な方がいいよね」という考え方ができる方には、おすすめです。
暇なコールセンターの求人の探し方
暇そうなコールセンターの特徴も分かったし早速求人を探してみよう!
こんな時、多くの人は、
- アルバイトや正社員の仕事を求人サイトで探す
- 派遣会社で求人を探す
上記の2通りの方法で求人を探すことが多いかと思いますが、個人的には「派遣会社で求人を探す」ことをおすすめします。
というのも、アルバイトや正社員などのいわゆる「直雇用」で仕事をしてしまうと、いざ働いて「うわ…めっちゃ忙しいやん…」となっても、スムーズに退職するのが難しいんですね。
上司に直接「合わないんで辞めます」って結構言いづらくないですか?少なくとも僕は言いづらいです。
また、退職したとしても再度求人を探す手間がかかるので、なかなか次の行動を起こすのも面倒になってしまいます。
その点、派遣会社経由であれば最悪職場が自分に合っていなくても、契約を更新しなければそのまま退職できますし、すぐに次の仕事を紹介してもらえるので、行動する手間もかかりません。
求人を探すのにおすすめの派遣会社
コールセンターの求人に特化している派遣会社は複数ありますが、個人的におすすめなのが以下の2社です。
こちらは実際に2社とも登録したことがありますが、コールセンターの求人がかなり多く、比較的簡単に条件に合った求人を紹介してもらうことができました。
何より対応がめちゃくちゃ丁寧なのがGOOD。
「派遣会社によっては適当な扱いをされる」という話を聞いたことがある方も多いかと思いますが、上記の2社は本当に丁寧で非常に好感が持てました。
ちなみに、コールセンターの求人が多い派遣会社としては「キャスティングロード」や「オープンループパートナーズ」なんかも有名ですが、こちらはあまりおすすめしません。
こちらも実際に登録しておりましたが、担当の方の対応が少し雑でして、
- 始業開始日をいつまで経っても教えてもらえない
- 待ち合わせの時刻を間違われる
などの経験をしたことがあるので、個人的には「信用できないな…」というイメージです。もちろん、運が悪かっただけの可能性もありますが、人にはおすすめできないですね。
まとめ
今回は、暇な時間が多いコールセンターで働く方法について紹介しました。
- 外資系の通販サイトの受電、利用者が少ないジャンルのテクニカルサポートの求人を探す
- 暇な時間が苦痛になることもある
ただ、これはあくまで目安なので、実際の忙しさを知るには働いてみるのが一番です。
この記事を参考に、ぜひ自分に合ったコールセンター探しをしてみてください。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。