こんにちは!リスまるです。
コールセンターの仕事ってストレスがヤバいって聞くけど実際どうなの?
コールセンターで働き始めたけどストレスがヤバすぎて辞めたい…何かいい対処法はないかな?
こんな疑問に答えます。
どんな仕事でも、多かれ少なかれある程度のストレスはつきものですが、特にコールセンターの仕事はストレスが多い仕事だと言われています。
僕自身、今まで8年間コールセンターの仕事に携わってきましたが、本当にストレスが多いな…と感じて過ごしていました。
今回は、そんな僕がコールセンターの仕事はストレスが多いと言われる原因と、原因ごとの対処法を紹介したいと思います。
コールセンターの仕事はストレスが多いと言われる原因と対処法

コールセンターの仕事はストレスが溜まりやすい!とよく言われていますが、ストレスの主な要因は主に以下の3つであることが多いです。
- クレームが多い
- 嫌な上司がいる
- 人間関係がよくないことが多い
今までコールセンターで働いた経験が無い方は、
コールセンター=クレームでストレスが溜まりそう
と思っている方も多いと思いますが、実は職場の環境でストレスが溜まることの方が多いです。
以下でそれぞれのストレスの原因、対処法について詳しく紹介します。
コールセンターでストレスが溜まる原因その1:クレームが多い
特にコールセンターでの仕事に慣れていない方だと、お客さんからのクレームがそのままストレスに直結してしまう方が多いです。
まあ、当たり前と言えば当たり前の話で、普通の人であれば「クレーム受けても全然全く気にならない!」という人はいないと思います。
また、職種にもよると思いますが、他の仕事だとお客さんに怒られる頻度ってそこまで多くないので、クレームに慣れていないことが多いのも原因です。
コールセンターの仕事では少なくとも2日に一回はお客さんに怒られるので、クレームに慣れていない方にとっては、かなりストレスになりますよね。
クレームが原因のストレスに対しての対処法
こんなことを言うと元も子もないですが、正直、クレームに関しては慣れるしかありません。
ただ、クレームを受けた時に以下のことを意識することで、多少ストレスを回避することができます。
- 自分に怒っているわけでは無いことを頭に入れる
- 相手の言葉を真に受けない
クレームの電話を入れてくるお客さんは、あなたが働いている会社の対応や、商品に関して怒っていることがほとんどです。
なので、まずはクレームを受ける前提として、「お客さんは自分に怒っているわけでは無い」ことを頭に入れておきましょう。
コツとしては、知り合いの愚痴を聞いている時のような気持ちで話を聞くことです。
知り合いが「自分の働いてる会社で嫌なことがあった!」と怒ってあなたに愚痴ってきても、あなたに怒っている訳では無いので、あなたは傷つきませんよね?
それと同じ感覚でクレーム対応すると、そこまで傷つくこともありません。
また、たまに辛辣な言葉を投げ掛けられることもありますが、相手の言葉を真に受けず、受け流せるようになると、気持ち的にもかなり楽になります。
コールセンターでストレスが溜まる原因その2:嫌な上司がいる
どの職場にも言えることかもしれませんが、上司が無能だったり、性格的に問題がある場合もストレスが溜まります。
ちなみに、ここで言う上司とはコールセンター内でSV(スーパーバイザー)と呼ばれるポジションについている人のことです。
SVってなにする人?
という人のために簡単に説明すると、オペレーターのシフトの管理や受電率などの数字の管理、研修、オペレーターのサポートなど、コールセンターを円滑に運営するための管理者のことです。
このSVになるには特に必要なスキルなどはなく、オペレーターなどのアルバイトを続けてそのまま成り上がった人が多いです。
ただ、この割と誰でも簡単にSVになれてしまうというのが問題でして、人格に問題がある人がSVになってしまうと、オペレーターとしてはかなりやりづらくなってしまいます。
特に個人的には以下のようなSVをよく見かけます。
- 自分は偉いと勘違いしてしまい、無駄に態度が大きい
- やたらプライドが高く、絡みにくい
このような人がSVになってしまうと、オペレーターとしては、「わからない部分があっても怖くて質問しづらい」「会社の雰囲気が悪くやりづらい」と感じて、ストレスが溜まってしまいます。
また、仕事内容的にオペレーターと密接な関係にあるので、距離をおくというのも難しいです。
上司が原因のストレスに対しての対処法
上司が原因であまりにもストレスがひどい場合は、思い切って転職して自分の環境を変えるのが一番です。
というのも、嫌われていることが原因で、上司が異動になったりすることもありませんし、そのような人種は自覚して態度を改める人ような人もほぼいません。
その職場で継続して働くのであれば、頑張って仲良くなる努力をするか、自分が我慢するしか選択肢はありません。
それならいっそ新しい職場で働く方が精神的にも楽ですし、一度コールセンターで働いた経験さえあれば他のコールセンターへの転職も容易です。
ひたすら我慢して、その結果うつ病などになってしまう前に、早めの転職をおすすめします。
コールセンターでストレスが溜まる原因その3:職場の人間関係
コールセンターは比較的誰でも働ける上に、たくさんの人数の人が働いているので、その分変わった人も多いです。
ただの変わった人であれば全く問題ないのですが、他人に迷惑をかけるタイプの人や面倒な性格の人が同期などにいたりすると、かなりストレスが溜まります。
僕の場合ですが、実際に以下のような人が同僚にいたことがありました。
- 同僚の女性と話していると、急に嫉妬してくる男
- 女性に付き纏って家まで上がり込もうとしてくる男
- 陰口がひどい人
- やたら仕切りたがる
自分で書いていて何ですが、「女性に付き纏って家まで上がり込もうとしてくる男」なんてもう犯罪すれすれですよね。
ただ、人が多い分そのような人に出会う確率が高いのもコールセンターの特徴です。
職場の人間関係が原因のストレスに対しての対処法
職場の人間関係がめんどくさい!
という人は、研修中か、すでに独り立ちしているかで対処法が変わってきます。
まだ研修中の場合は、研修が終わると配属された部署の先輩と仲良くなることが多いので、同期との絡みはかなり薄くなります。
なので、研修が終わるまで少し我慢して、自然と関わりが無くなるのを待ちましょう。
すでに独り立ちしている場合は、現在の上司に相談することで配属の部署を変えてもらいましょう。
コールセンターにもよりますが、配属の部署を変わるというのはそこまで難しいことでは無いので、対応してもらえることが多いと思います。
それも難しい場合は、徹底的に割り切るか、転職するかという選択肢になってきます。
コールセンターでストレスを溜めずに働ける人の特徴
コールセンターで働くのってやっぱりストレスすごいのかな…
これからコールセンターで働こう!と思っている人は、上記のような不安を抱えている人も多いと思います。
ただ、人によってはあまりストレスを溜めずに働くことも可能ですし、現に長年同じ職場でオペレーターとして働いている人もたくさんいます。
特に以下のような特徴を持っている人はそこまでストレスを溜めずに働けている人が多いです。
- 細かいことを気にしない人
- 相手に合わせるのが上手い人
- 扱っている商材に少なからず興味を持てる人
以下で詳しく紹介します。
細かいことを気にしない人
コールセンターは精神的負荷が多い仕事なので、細かいことを気にしない、いい意味で「大雑把」な人に向いている職業です。
クレームを引いて一時的に凹んだりしても「まあ、いいか」とすぐに割り切れる人は比較的少ないストレスで働くことができます。
相手に合わせるのが上手い人
相手に合わせるのが上手い人だと、周りの同僚や上司で面倒な人がいても、無難にやり過ごすことができます。
コールセンターには変わった人も多いので、このスキルがあると大分楽に過ごすことができるでしょう。
例えば、知り合いのよく分からない自慢話や武勇伝に対して、「ヘぇ〜すごいじゃん!」と自然に合わせられるような人であれば、割と少ないストレスで働くことができます。
扱っている商材に少なからず興味を持てる人
コールセンターは基本ルーチンワークなので、扱っている商材に全く興味がないと、毎日同じことの繰り返しでモチベーションも全く上がらず、ストレスも溜まりやすいです。
逆に扱っている商材に興味がある人だと、新しく追加された商品や新しい知識の情報が定期的に入ってきて、楽しみながら仕事することができます。
なので、これからコールセンターで働くという方は、自分が興味を持てそうなジャンルのコールセンターで働くのをおすすめします。
真面目すぎる人はコールセンターでストレスを溜めやすい
上記でコールセンターでストレスを溜めずに働ける人の特徴を紹介しましたが、逆に真面目すぎる人には向いていない仕事だと言えます。
真面目すぎる人だと、
- クレームの内容を引きずってしまう
- 相手の言葉を真摯に受け止め過ぎてしまう
- 些細な言葉でプレッシャーを感じてしまう
という方が多いので、かなりストレスも溜まりやすいです。
もちろん真面目なのが悪いことだとは言いませんが、コールセンターで働くという条件の元では向いているとは言えません。
今働いているコールセンターでのストレスに耐えきれない時はさっさと辞めよう
真面目すぎる人だと、ストレスをうまく発散できずにひたすら我慢する人が多いです。
転職までの繋ぎで仕事が決まったら辞める予定などの人は、まだゴールが見えているだけいいですが、そうでない方は永遠とストレスが溜まる一方です。
僕も今まで、ストレスに耐えきれずに辛そうにしているオペレーターの方達をたくさん見てきました。
もし、あなたが「辛い…もう辞めたい」と思っているなら、今すぐ辞めてしまいましょう。
色々と不安はあると思いますが、今辞めて少し休んで、また頑張れば大丈夫です。
もちろん金銭的な理由などで「今すぐ辞めるなんて無理」という方もいるかと思いますが、コールセンターは給料を日払いや週払いで貰える職場も多いので、どうにでもなります。
まずは自分の環境を精神的な部分も含めて安定させることを第一に考えましょう。
まとめ
今回は、コールセンターの仕事はストレスが多いと言われる原因と、対処方法、ストレスを溜めない人の特徴について紹介しました。
- クレームは気にしすぎない
- 嫌な上司がいる場合は素直に転職がおすすめ
- 人間関係が面倒な場合は距離を置く
ストレスが多い仕事ではありますが、その部分を乗り越えることができれば、比較的稼げる仕事でもあるので、ぜひ自分に合った職場探しをしてみてください。